歯周病治療
毎日の口腔ケアが理想ですが、少しの協力とプロの力で良い状態を保つことができます。
歯周病は細菌による感染症です。歯周病菌は歯を支える骨を溶かすだけではなく、他の病気を引き起こし、増悪させます。
歯周病関連疾患 7つの脅威
1.ウイルス感染(コロナ・インフルエンザ)
2.誤嚥性肺炎(死亡原因5位)
3.糖尿病(感染しやすい身体に)
4.アルツハイマー認知症(介護者の負担)
5.狭心症・心筋梗塞(死亡原因2位)
6.脳梗塞(死亡原因3位 認知症への移行)
7.低体重児 早産
パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、そしてこれからパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんになる方へ
妊娠前から、新しい命を授かったら、大切なお子さまを迎えたら、
うつしてしまう前に出来るだけ早く感染対策をとりましょう!
当院の歯周病治療の特徴
当院では位相顕微鏡を用いて実際の細菌の種類や活動力を見極めたうえで適切な治療を選択します。
より細かな情報が欲しい場合は、PCR検査(保険適応外)や骨の3次元CT検査(一部保険適応)を行うこともできます。
※ご希望の方はご相談ください。
細菌動画はこちら
※実際の細菌の動画になります。抵抗のある方はお控え下さい。
治療の流れ
STEP1.問診・カウンセリング <1日目>
カウンセリングでは現在お困りになっていることや、お悩みを歯科医師が直接伺い、
どのような治療法が適しているのかを診断します。
STEP2.各種検査
位相差顕微鏡による細菌検査、および治療に必要な各種検査を行います。
STEP3.お薬の処方・歯磨き指導
必要に応じて状況に適したお薬を処方します。お薬の処方は原則生涯1回です。
良好な細菌叢を維持するために歯磨き指導を行います。
STEP4.歯石の除去(スケーリング)
歯肉周辺の歯石を一気に除去します。
お薬を服用される場合はその効果が最大限生かせるよう、予約日に合わせ服用日を決めます。
STEP5.深い歯石の除去(SRP) <2日目以降>
歯石を取り、歯肉の状態が改善したら再度検査を行います。
歯肉の下に歯石がついている場合、麻酔を使用し奥深についた歯石を取っていきます。
STEP6.検査
ここまでに口腔内の細菌叢が穏やかになることを目標とします。
目標に達しなかった場合、原因を追究し除菌を徹底します。
重度の歯周病で一定条件を満たしている場合、歯周外科処置を行うことができます。
※処置によっては保険外治療になります。
STEP7.定期的なメンテナンス
安定した細菌叢を維持するため、専門器具によるメンテナンスを行います。
期間は口腔内や生活習慣によって様々です。
長期間あいだが空くなどし、細菌叢に乱れが生じた場合はstep4から再度治療が必要となります。
※その際お薬の処方を行うことはできません。
1番大切なことは
良くなった状態を再度悪化させない。
再度乱れた細菌叢を戻す事は、良い状態を維持するよりも困難になります。
間隔があかないようにお願いしています。
インプラント
インプラントをお考えの方へ
当院では口腔状態が良好でない方や、定期的なメインテナンスをされない方のインプラント治療をお断りする場合があります。
ご理解とご協力をお願いいたします。
当院で使用するインプラントについて
日本で扱われている30種類以上のインプラント中でも世界的に信頼性のあるメーカーのものを使用しています。骨との結合が最も評価されており、大学病院や一流のインプラント専門医も多く使用していることから引っ越しや大きな病気をした時なども安心です。
・通常の歯周病治療に加えPCR検査で細菌の種類と数をより細かく測定し目標値をクリアした方
・就寝時に歯の保護を目的とするマウスピースの使用ができる方
・就寝時に歯の保護を目的とするマウスピースの使用ができる方
インプラントを打たないという選択
インプラントは骨や全身の状態が万全でなくても、様々な技術を用いて打つことができます。私たちはそういった箇所にはインプラント以外の選択肢をとることをお勧めしています。
・インプラントソフトによるシミュレーション
・サージカルステントの作成
・減菌器具
・確かな技術
どうして通常の方法で打てなかったのでしょう?
インプラントを打つことが難しかった原因が
失った歯以外のところにもあるはずです。
インビザラインによるマウスピース矯正
•インビザラインは装置を付けている時のみ矯正力がかかるため、患者様の全面的な協力が必要な治療法です。
就寝時も含め1日20時間以上は必要です。規定時間の装着を行わなかった場合、
治療期間が長くなるだけでなくマウスピースが合わなくなるため、マウスピースの再製作が必要になる場合もあります。
•マウスピースは7日~10日毎に交換します。
•食事の時はマウスピースを取り外してください。飲み物はマウスピースを装着したまま飲むことができます。
•インビザラインは初回の歯型取りですべてのマウスピースを製作しますが、
治療の状況に応じて、歯をより正確に移動するために治療中にマウスピースの再製作を行う場合があります。
•インビザラインの治療中でも歯の形が変わらない程度の小さな虫歯の治療は可能です。
(インビザライン治療中は虫歯治療が出来ない訳ではありません)
但し、被せ物の再治療など歯の形に変化がある場合は、マウスピースの再製作が必要になります。
通常、大きな虫歯治療や被せ物の治療は、インビザライン治療を開始する前に行います。
スキャンしてすぐ見れるなんてすごい!
でもきちんとマウスピースを
着けていないと治りませんよ。