0歳からの予防歯科

赤ちゃんの頃からの
予防で
一生健康な
歯を残せるように
歯は一生ものの財産です。
丈夫で健康な歯は、お子さまへの最高のプレゼントです。子どもを虫歯から守り、生涯虫歯で困らないようにするために、今知ってもらいたいことがあります。

歯医者さんは楽しい!がお子さまの歯を守ります
10歳前後の感情と習慣は生涯残ると言われています。幼少期のうちに歯医者へ行くことを楽しく、当たり前に。
私たちはお子さまの今を楽しく心地いいものにすることで、歯を守るお手伝いをします。

永久歯の虫歯予防は
時期が大切です
永久歯にとって、生涯で一番大切な時期はいつだと思いますか?
私は6歳から9歳が一番重要な時期だと考えています。
全ての歯は弱い状態で生えてきます。つまり、歯茎から頭を出したその時が、一番虫歯になりやすいのです。ですが同時に、この時期は歯が最も強くなる時期でもあります。だからこそこの時期に適切な予防管理を行うことが重要です。歯が生えてからの3年間を上手く過ごすだけで、20~30年後の虫歯リスクまで下げることができるなんて、素晴らしいと思いませんか?10歳の時点で6歳臼歯に虫歯がなければ、生涯の虫歯の本数は低くなります。
虫歯になるの?
0歳からの予防とは

「0歳からの歯医者さん」というと、早すぎるのでは?と疑問に思われる方も多いと思います。
けれども、子どもの歯である乳歯が最初に生えてくるのは生後約6ヶ月。歯がなければ虫歯になる心配はありませんが、離乳食が始まるこの時期から、虫歯菌への感染リスクは大きく上昇する傾向にあります。
0歳から小児歯科に通うことで、お子さまの大切な歯を一緒に守りましょう。
子どもの虫歯の原因

虫歯は、①歯の質 ②糖 ③細菌 ④時間 が絡み合って発症します。フッ素を使用する、食事の内容や回数を見直す、歯医者さんでクリーニングを受けるなど、負担なくできることから取り組むことをお勧めします。
虫歯にならないための
ポイント
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point 01
家庭で毎日
フッ素を使うフッ素は虫歯を作らないために最も重要な手段です。特に効果が高いのは毎日使う方法です。フッ素の歯みがきジェル、もしくはうがいがおすすめです。
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point 02
飲食回数を決める
時間を決めずにダラダラ食べることが虫歯のリスクをあげてしまいます。飲食時間や回数を決めることがとても重要です。3歳までは3回の食事と2回のおやつ、3歳からは3回の食事と1回のおやつにすることで虫歯ができる可能性はとても低くなります。
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point 03
仕上げ磨きをしてあげる
9歳までは仕上げ磨きが必要です。お忙しいことは重々承知しておりますが、大切なお子さまの健康のために、ご家族で協力して磨いてあげてください。
しなくて済むかもしれません!
すでに虫歯に
なってしまったら
虫歯治療と再発について
~30年の間に人がかかる虫歯の80%は虫歯の再発です~

みなさんの口の中には、過去に詰め物や被せ物をした歯がありますか?
実は最初に歯を削って被せ物や詰め物をした時点で、その後の虫歯の再発率は大きく上昇します。材質によってリスクの違いはありますが、材料は時間とともに劣化し、出来たすき間に虫歯菌が侵入します。
治療後は再び虫歯ができる可能性が高くなるため、早期に再発を見つけられるよう継続した検診を受けることをおすすめします。
悪循環を起こさない

治療後の歯は虫歯の再発が起きやすいことをお話ししましたが、実はひと口に虫歯と言っても、虫歯の大きさや進み具合はさまざまです。歯の表面部分にとどまっている小さな虫歯は、虫歯の進行を抑制するお薬をつかうことで、歯を削らずに済むかもしれません。
当院は進行を抑制するお治療の治療実績が豊富です。治療が苦手なお子さまにも使用することができるため、再治療の悪循環に入ることを防ぎたいお子さまにはぴったりかもしれません。ぜひお気軽にご相談ください。
虫歯がある・治療を終えたお子さまへ

定期的に歯医者さんへ行くことで、早期に虫歯や虫歯の再発を見つけることはできますが、虫歯を完全に予防することは出来ません。虫歯はダラダラと食事をする、間食が多いなど生活習慣に大きく依存しているからです。治療する前と同じような生活を続けていれば必然的に虫歯を再発しやすくなりますし、別の歯で新たに虫歯が見つかる可能性も高くなります。
頑張って治療をした後は、虫歯の再発リスクが高いことを知り、虫歯にならないためのポイントを押さえた生活を送りましょう。

私たちはママの味方です
妊娠すると、さまざまな体調の変化が起こります。お口の中のトラブルもそのひとつ。
心も身体もいつもと違う、デリケートな妊婦さん。
妊娠がわかったらおなかの赤ちゃんの為にも、「マタニティ歯科」受診をお勧めします。
妊娠中に起こる
口腔環境の変化
頑張っていてもお口のトラブルは起こります。歯の痛みや、歯ぐきの腫れ、眠くて歯磨きする余裕がない。どんなことでも構いません。頼っていただけたら嬉しいです!
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point 01
ホルモンの変化
- 唾液の分泌量が低下する
- 女性ホルモンを好む歯周病菌の増加
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point 02
口腔環境悪化リスク
- つわりやお腹の張り→食事の時間や量がばらつく
- 吐き気や眠気、疲労感→ケアが手薄になる
妊娠中に
かかりやすい病気
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虫歯
つわりで嘔吐、頻繁な食事はお口の中を酸性にします。今まで通りの歯磨きが難しくなることも虫歯のリスクを上げてしまいます。
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歯周病
妊娠中は女性ホルモンの影響で、歯周病菌が増加します。通常よりも早く進行する可能性があるため、注意しましょう。
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口内炎
妊娠中は免疫力の低下やストレスにより、口内炎ができやすくなります。
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妊娠性歯痛
妊娠中はホルモンバランスの変化や血液量の増加が起こります。それにより、虫歯ではない健康な歯に痛みが生じることがあります。
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妊娠性歯肉炎
妊娠中は歯茎が赤く腫れたり、出血しやすくなることがあります。
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妊娠性エプーリス
妊娠中にできる歯ぐきの良性の腫瘍です。上の前歯にでき、出産後に自然と治まることが多いです。
赤ちゃんへ悪影響が及ぶこともあります

歯周病により、早産・低体重児出産のリスクが高まります。また母乳から赤ちゃんに、歯周病菌が感染することもわかっています。
体調が安定したら、大切な赤ちゃんのためにも、お口のケアを行いましょう。
大丈夫?
歯科医院に通う
タイミング

妊娠すると身体のあちこちにさまざまな変化が起こります。お腹が大きくなっていく中での通院は大変ですが、治療に適した時期を知ることは大切です。
皆さまのお手伝いが出来ることを楽しみにしています。
妊娠初期(妊娠15週目まで)
赤ちゃんへの影響を考え、本格的な治療は避けます。激しい痛みがある場合は、痛みを除去する処置を行います。この時期からケアを行うことで、妊娠中のトラブルを抑えることが出来ます。ぜひ、通院できるタイミングでお越しください。
妊娠中期(妊娠15週目~27週目)
安定期に当たるこの時期には、ほとんどの治療ができます。気になるところがあれば、このタイミングで治療を済ませておくことをおすすめします。
妊娠後期(妊娠28週目以降)
この時期はお腹も大きく、出産間近です。本格的な治療は避け、治療の必要がある場合も産後に落ち着いてから行います。
痛みがある場合は赤ちゃんへの影響を配慮し、痛みを除去する処置を行います。
妊娠中の
口腔ケアのポイント
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point 01
1日1回はきれいにする
つわりで歯磨きしにくい時は無理をせず、1日1回(できれば夜)はしっかり磨くように柔軟に対応しましょう。
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point 02
小さめの歯ブラシを使用
歯ブラシが大きいほど吐き気が起きやすいので、ヘッドが小さい歯ブラシをおすすめします。
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point 03
歯磨き粉はつかわなくても大丈夫
歯磨き粉の香料は吐き気を促すことがあるので、無理に使わずブラッシングだけでも行いましょう。
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point 04
お口をゆすぐだけでも効果的
妊娠中はどうしてもダラダラ食べになってしまいます。都度ブラッシングができないときは、お水や緑茶で口をゆすぎましょう。
マイナス1歳からの予防意識
生まれてくる赤ちゃんのために
マタニティ歯科では妊婦さんだけでなく、
おなかの赤ちゃんや出産後の赤ちゃんのお口の健康も考えます。

新生児のお口の中に虫歯菌はいませんが、多くの場合家族から感染します。そのため家族全員で予防に取り組むことが、赤ちゃんの虫歯予防に繋がります。ぜひご家族でお越しください。